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ロマンスの窓 ヴィレッジブックスとともに、心ほどける甘いひとときを―

2010年8月の新刊案内

ハイランドの呪われた王子
Amazonで購入する

著者:カレン・マリー・モニング
訳者:上條ひろみ

定価:903円(本体価格 860円+税)
ISBN:978-4-86332-269-1


 

ハイランドの呪われた王子

その人のためなら 死ねるのが愛…

類いまれな容姿を誇る不死の妖精アダム・ブラックは、妖精の女王の逆鱗に触れ、人間にされてしまった――しかも、妖精同様、普通の人間には見えない存在のまま。この苦境から脱するには、妖精の姿が見える特殊能力を備えた人間に協力してもらうしかなかった。やがて彼はそのような人間にめぐりあう。ロースクールに通う24歳の美女ギャビーだ。アダムは必死に彼女を口説いて協力することを承知させた。そしていつしか互いに相手に魅了されていく。だが、ふたりの行手にはアダムの命を狙う敵が……。『ハイランドの白い橋から』に続く傑作パラノーマル・ロマンス!

編集者のおすすめコメント

これまでこの「ハイランド」シリーズの狂言回しだった妖精アダム・ブラックがついに主人公になった作品です。不運にも人間にされてしまった彼と、彼を助けざるをえなくなったヒロイン。彼女を心底愛するようになってしまったアダムが最後に決断したことは? とても感動的な結末です。

好評既刊はこちらから

ハイランドの霧に抱かれて   ハイランドの戦士に別れを   ハイランドの妖精に誓って   ハイランドで月の女神と   ハイランドの白い橋から   妖しき悪魔の抱擁
ホームタウンに恋をして
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著者:ローリ・フォスター
訳者:大野晶子

定価:966円(本体価格 920円+税)
ISBN:978-4-86332-270-7

 

ホームタウンに恋をして

格闘技選手たちのロマンスを描くシリーズ第1弾!

総合格闘技団体SBCの人気選手ディーン、通称“ハヴォック”。彼は20年ぶりに故郷に向かっていた。両親の死後ずっと疎遠だった妹たちのひとりから、突然手紙が届いたのだ。一方、イベントコーディネーターのイヴは、町のバーに入ってきた逞しい男に目を奪われる。翌日、親友にその話をしていると目の前に昨夜の男が。彼は親友カムの兄だったのだ!美しく成長したカムとジャッキーとの再会、魅惑的なイヴの存在は、ディーンの頑なな心を次第に変えていく。が、カムの婚約者気どりのロジャーに加え、対戦を熱望する大男グレゴールが現れた頃、彼の帰郷を喜ばぬ者による執拗な嫌がらせがはじまり……待望の新シリーズ!

編集者のおすすめコメント

待望の新シリーズは、K1やプライドのような総合格闘技のファイターたちがヒーローとなって登場。逞しくて男くさくて、不器用だけど優しい男たちは、まさ に草食系全盛期のいま絶滅危惧種といえるほど理想的な男性像☆ ゲラを読みながらメロメロになりました(笑)。小さな町の夏の日に燃え上がる熱い恋をご堪 能あれ!

好評既刊はこちらから

『秘めやかな約束』   『一夜だけの約束』   『流浪のヴィーナス』   『さざ波に寄せた願い』   『聖者の夜は謎めいて』   『』
 
キス・キス・キス 素直になれなくて   『約束が永遠へとかわる夜』   『キス・キス・キス チェリーな気持ちで』   『黒き髪の誘惑者たち ウィンストン家の伝説』   キス・キス・キス 抱きしめるほどせつなくて   光の使者ギャビイ・コーディ 1 舞い降りた復讐天使

2010年9月の新刊案内

猛暑の折り、みなさまいかがお過ごしでしょうか? そろそろ秋の匂いが恋しくなってきますが、9月は涼やかな秋風に負けず劣らず待ち遠しくなるような強力ラインアップでのご紹介です。
まず最初にお届けするのは、パラノーマル・ロマンス『虎の瞳がきらめく夜』(09年・5月)で一躍話題をさらったマージョリー・M・リュウのシリーズ第2弾"Shadow Touch(原題)"。今作のヒーローは、超能力者 の探偵社<ダーク&スティール>に所属するサイコメトラーのアルトゥールです。触れたものの過去や思考を否応なく読み取ってしまう彼は、決して感情をあらわにしないクールな男。前作での名バイプレーヤーぶりをチェックしていた方も多いかもしれませんね。そんな彼がある研究所に拉致されてしまいます。そこで出会ったのは癒やしの力を持つ可憐なヒロイン。さらに、前作の「虎男」に続くシェイプシフター(変身者)としてチーターとイルカ(!)がお目見えします。あの「X-Men」の小説版を手がけた著者だけあり、ミステリアスでスピード感たっぷりのストーリーは一級品!! 切なくも美しいロマンスも胸に迫ります。
また、同時発売はお馴染みのイヴ&ローク・シリーズですが、今回は中編三編を収録した「番外編」(原題 "Three in Death")です。シリーズ本編のエピソードの合間に発生した事件がテーマで、舞台は2058年12月、2059年早春、2060年1月。ですから、今ではイヴのパートナーの捜査官になっているピーボディが制服を着た巡査として登場する作品もあります。初めて明かされるイヴとロークの三つの物語にどうぞご期待ください。

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【Pick up】ロマンスファンの皆様に贈る今月の1冊 ミステリー&サスペンスetc...

鼓動を聴いて
 

鼓動を聴いて ヤン-フィリップ ・センドカー[著] たかおまゆみ[訳]

8月になったばかりだというのに、毎日毎日ほんとうに暑いですね。今回ご紹介するのは、そんな暑さをさわやかに払ってくれるようなラブストーリーです。

舞台は現代と20世紀なかばのビルマ(ミャンマー)。ニューヨークの若き女性弁護士ユリアは失踪した父の手がかりを追って、父の出身国であるビルマに向かい、ふとしたきっかけから謎に包まれた若き日の父の物語を知ることになります。
盲目の僧侶ティンと足の不自由な少女ミミの純粋な愛の物語を。
ユリアの父、ティンは幼い頃に原因不明の病で視力を失い、それゆえに、「音」が形や色や声をもつという「聴く世界」に出会います。ある日ティンの耳に不思議なリズムがどこからか聴こえてきました。そのリズムとは生まれつき立つことも歩くこともできない美しい少女、ミミの心臓の鼓動の音。運命的な出会いを果たしたふたりの魂は、その瞬間からお互いがお互いの一部になるような結びつきかたをします。ティンの足はミミの足に代わって地面を踏みしめ、ミミの目はティンの目に代わって世界を見る――けれども、運命のめぐりあわせによってふたりは引き裂かれてしまうのでした。
そして、数十年後、ある奇跡が……。
こちらの五感も自然と研ぎ澄まされていくような、ていねいな筆致で描かれるミミとティンの純愛。激しい夕立の中でティンが「愛」の本質を理解するクライマックスのシーンは鳥肌もので、実際にこちらもきれいな雨にうたれているかのような錯覚を覚えました。
しかし、描かれる「愛」はそれだけではありません。ミミと引き裂かれた後に別の女性と結婚してしまったティン、夫の心は別の女性にあると知りつつ別れようとしなかったユリアの母、自分を置いていった父の愛を疑うユリア。嫉妬や失望ですれちがう人々のあいだにも、「愛」は様々にかたちを変えて流れつづけており、感動的な純愛だけが「愛」というわけではない、と、作中のある言葉が気づかせてくれます。
「人は自分が理解できるかたちでしか愛を識(し)ることができない」
――この言葉、愛を型にはめて考えて、身動きが取れなくなっている私たちの痛いところをも突いていると思いませんか? しかもページを繰るごとに、「愛」の様々なかたちを知るごとに、どんどん重みが増してくるのです。

さてさて、夏本番。海も山もいいですが、すがすがしく静謐なラブストーリーにひたって、ショートトリップしてみては? (編集部A)

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